代表取締役の熊谷拓也です。もうかなり前に話になってしまいますが、昨年12月末に中国・河北省政府の依頼により、IPビジネスにおける基調講演を致しました。
北京、上海などはいままでIP展示会に関する展示会などを行っておりましたが、北京の隣である河北省でもIP展示会を実施することとなり、その栄えある初回の基調講演として登壇となります。

熊谷拓也による講演の模様

熊谷拓也による講演の模様

ご存知の通り、アニメ、ドラマなどの日本IP(知的財産権)はとても人気です。
しかし、それと同時に中国ではドラマ、映画そしてアニメの制作技術がとても高くなり、もし「日本のアニメはNo.1」と思っているのであれば、考えを改める必要があります。
いまでも日本は高い技術、ストーリー性が世界から注目をされ、リードをしてきていることは紛れもない事実です。

しかしながら、中国の進歩はとてつもなく早いです。
まず、日本映画の興行収入は2000億円を40年変動なく来ております。
1980年に人口は1.15億人で、2018年は1.26億人で増加をしていることから考えると一人当たりの費用は減っています。

そしてアメリカですが、さすが映画大国です。興行収入は1.2兆円で、こちらも40年間は大きな変動はありません。
ただ、人口は1980年は2.26億人で、2018年は3.27億人でこちらは1億人近く増えている割には、、、というところでしょう。

そして中国です。
手元のデータが2012年からとなりますが、約2500億円で、人口が13.5億人で、そこから2018年は約1兆円で、13.9億人です。
人口変動はそこまで大きくなかったにも関わらずマーケットが急拡大をしています。

人口で割った一人当たりで直すと、中国はまだまだ小さいかもしれませんが、平均収入などを考えるとまだまだ伸びる国であると考えられています。

そして、これだけの売上が上がるということは投資として非常に魅力的です。
投資が集まれば、それだけクリエーターは高額な報酬をもらえるチャンスも増えます。
そうするとクリエーター志望が増えるという循環にもつながります。

また、中国ではその潤沢な資金を使って、アメリカ映画等にも投資をし、クリエーターも派遣しております。そのノウハウが合法的に中国に流入をしていることも、中国映画やアニメなどのエンターテイメントの急速なレベルアップにつながっていると言えます。

エンターテイメントは世界の共通言語です。
私たちはいまこのマーケットにしっかりと入り込んで、日本のIP、中国のIP、そして世界のIPの架け橋になり、世界の人たちが笑顔で作品を語りあう・・・それによって世界がよい方向に進むと信じ、邁進してまいります!